親の還暦で想うこと
最近つくづく自分があっという間に歳をとっているなと感じます。
それは肉体の衰えではなく、自分の年齢の数字と自分が学生時代に接していた先生がもう還暦を超えているとか60が近いとかそういうことを考えた時に感じます。
そして自分の親が還暦となると一層その想いが強くなります。
私の母親は今年還暦を迎えます。
昔と比べ、還暦でも若い人が増えてきたと感じ、私の母親も顔が老けましたが、未だに体力面でそこまで衰えた感じがありません。
ディズニーにも行きたいと言っているくらいなのでそこは一安心しています。
ただ、現実として年齢は上がってきているし、一般的には高齢者ということになります。
まだ祖母が生きているので親戚の中でも老人枠には入っていませんが、毎年当然のことながら年齢は上がっていきます。
こういうことを考えるのはまだ早いかもしれませんが、年に何回も会うことが無いということもあり、あと何回会えるのかな?なんて思うことがあります。
よく、いなくなってから親孝行すればよかったという後悔をする人が多いと聞きます。
確かに元気なうちは煩わしかったり、照れくさかったりしてなかなか親孝行ができない人が多いと思います。
また、子供が元気でいてくれればそれだけでいいという人もいてそういう人には意識しなければ親孝行として何かしようとはしないでしょう。
私は元気なうちにできることはしてあげようと最近になって考えるようになりました。
かといって何をするかというと大したことは思いつきませんが、とにかく何か喜んでもらえるようなことを積み重ねていこうと思います。
それは相手に何かしてあげるというよりも自分がもっとああしていればよかったという後悔をしたくないという想いのほうが強いのかもしれません。
実際に歳を取ってきて母親も自分の老後というものを考え出しているようです。
平均寿命はまだ20歳以上先ですが、年間で会うのが数回と考えるともうそんなに会うことはできないんだなと思います。
結婚すればさらにその傾向が強くなると思います。
親孝行しようと言っても何をするかというところまではまだ全然考えられていないですが、とにかく喜んでもらえることをやろうという想いでいます。