ギョグゼギボビビビ

頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

年齢を意識して何かをやめても良いことなんてないよね

なんでもやってあげないと生活できないわけではないが子どもに週一度は面倒を見てもらわないと生活が厳しい高齢者が知り合いにいます。

 

ずっと先に他界した旦那にほぼすべてやってもらっていたので色々出来ないし、もともと情弱なのでATMで金を下ろすことが出来ません。

そんな彼女が何を見たのかスマホがほしいということを口にしました。

ガラケーですら電話に出るレベルのことも出来ないのにです。

当然介護している子どもは反対します。

そしてその時に言われる言葉が、「ガラケーも使えないしこの歳でそんなの買ってどうするんだ」という内容です。

 

この言葉は介護する側、もっと言えば若い世代側としては当たり前の言葉かもしれません。

しかし、介護される側、つまり高齢者側からするとこんな怖い言葉はないと思います。

 

当然、自分の年齢を見ればもうそんなに長く生きられないということはわかっているでしょう。

でも明日死ぬとか1年後に死ぬとかそういったことは考えていないはずです。

そもそも人間の寿命はどこかにカウンターが設置されていてわかるものでもありません。

そう考えると仮に明日死ぬとしてもそれはわからないし、明日死ぬとしても今日使ったことのなかったスマホを買っても良いはずです。

 

介護する人は確かにストレスがすごいみたいです。

だから老い先短いのに出来もしないことに挑戦してこっちの手をかけさせないでくれという気持ちもなんとなくわかります。

ただ、そこは多めに見てあげても良いかもしれないし、どうしてもストレスがかかるなら外部の業者に介護を頼んでもいいでしょう。

 

今回は他人によって新しいことができなくなるケースですが、これをセルフで行う人も結構多いのではないかと思います。

例えば20歳を過ぎた人が今から野球をやってもプロ野球選手にはなれないでしょう。

でもやってはいけない理由はないし、やらないよりはやったほうが健康面を考えても良いはずです。

または10代の少女がやるようなギャルメイクを30代がやっていたら痛いと思われるでしょうが好きでもない普通のメイクをしているよりは自分だけでも今の自分はイケていると思ったほうが良いでしょう。もちろん仕事に悪影響を及ぼすものはやめたほうが良いですが。。

 

とにかくもうこの歳だからという理由でやらないというのはただの損だと感じた出来事でした。

新しいことをやるということに躊躇しないことを意識して生きていこうと思います。