大企業にあってベンチャーにないもの
先日、前の会社の同期の結婚式に出席して、大企業にあってベンチャーにないものがあるなと思いました。
大企業と行っても新卒入社限定的な部分はあります。
それは先輩後輩、同い年といった学生時代に多く見られた人間関係です。
新卒入社の場合、やはり年齢によって区別されるケースが多いので先輩、後輩がはっきりと分かれます。
今、私が働いている会社は全員が中途採用のため当然年功序列などはないです。
そのため私の直属のマネージャーは同い年ですが、その人には年上、年下の部下がいます。
大企業であれば年上の部下はともかく年下の部下に対しては名前は呼び捨て、タメ語で喋りかけることが多いと思います。
それがこっちでは年下の部下でもさん付けですし、丁寧語でのコミュニケーションが大半です。
大企業のほうが人間的な付き合いになることが多いと思いました。
それが良いか悪いかは賛否あるかと思いますが、少なくとも今の会社で結婚式に職場の同僚を呼ぶというのはあまりないと思います。
先日参加した結婚式の新郎が前の会社の同期でしたが、現在は外資系で働いており、仕事は充実していると言っていたもののその会社の参加者はいませんでした。
ベンチャーや外資系のほうが仕事の関係と割り切った付き合いになるケースが多いのかもしれません。
それが良いという人はそっちの方向に移ればいいですし、人間的な付き合いがあったほうが仕事もしやすいという人は大企業に残っても良いと思います。
また、私が転職して当然かつての職場の同期とは日常的に顔を合わせることはなくなりますが、それでも会うとまるで同じ職場で働いている時と同じような感じで話せました。
生涯関わりを持てる友達というのはこういう人なのかなと感じられただけでも結婚式に参加してよかったと思います。