婚約指輪を買う決め手になった適材適所問題
先日結婚指輪を見に行った話を書きましたが、あれから2週間経過し、ようやくどの指輪にするか決まりました。
結果的にはティファニーの指輪になりました。
今回のイベントで初めてダイヤというものをしっかり見たのですが、いわゆる4Cの違いというのは素人目には、はっきり言ってわかりませんでした。
そもそも販売員も不純物は顕微鏡で見ないとわからないとか、カラーもパット見ではわからないという説明をしていました。
最終的にその説明を聞いていて思ったのが、予算の範囲内でいいと思ったやつを買えばいいんだなということです。
ただ、その一方でダイヤ以外にリングの形状やリングとダイヤが合わさってどう見えるかについては実物を見て印象が大きく変わることもあるので、実物を見ることはおすすめします。
婚約指輪を買うにあたり、ダイヤのことを色々教えてもらって面白いなと思ったのですが、それ以外にもう一つ面白いと思ったことがあります。
それは販売員の適材適所問題です。
今回は結果的に3つのブランドを見て、最後に見たティファニーの指輪にしました。
ただ、2週前に見た別のブランドの指輪が良いと彼女も言っていたので、元々ティファニーは、見に行くのをキャンセルしてもいいのではないかというくらい見込みが薄かった先でした。
ただ、行ってみたらコストとデザインのバランスが最も良く、持ち帰らずにその場で購入することを決めました。
ティファニーに行く前に最右翼だったブランドとティファニーの違いについて、彼女はリングのデザインという点も挙げていました。
もちろんそれもあったのですが、ティファニーの販売員の方は婚約指輪をつけたあとに結婚指輪、そして記念日に別の指輪をプレゼントし、3つ付けるのもアリだよみたいな提案をしてきました。(私にとってはありがたくない提案ですが・・笑)
つまり指輪をつけた美しさを提案してきたのです。
一方、結果論となってしまう点もありますが、元々最右翼だったブランドの販売員はダイヤに対するこだわりはかなり詳しく教えてくれて、不純物まで見せてくれたものの指輪をつけた美しさまでは提案がありませんでした。
なぜこの2つのブランドでこういった違いがあったのか?
答えから先に行ってしまうと性別です。
ティファニーは女性の販売員、もう一つのブランドは男性の販売員でした。
婚約指輪は男が金を出し、女がつけるものです。
確かに男の決裁を通す必要がありますが、女がつけたいと思わなければ、決裁もクソもありません。
そして、婚約指輪をつけたことがない男が、どう指輪をつけるのかについて提案できるわけがないと感じました。
ダイヤに関してはものすごい細かく教えてもらえました。
しかし、ダイヤだけで決まる話ではなく、輝き自体も素人にはどちらも素晴らしかったとしか言えないものでした。
人員配置が最適でなければ売れないというのを自分が客になって学べると思いませんでした。
私は普段売る側の人間で、個人の買い物でなにか提案を受けることは、ほとんどありませんが、結婚関係では色々営業を受けるので参考になるし、面白いなと感じています。