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頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

【サイコロジーオブマネー】お金にまつわる考え方はこの本が最もいいと思います。

ここ2,3年ほど本屋に行くとよくお金にまつわる本を見るようになりました。

お金のジャンルの本で最近よく見かける本がサイコロジーオブマネーという本です。

 

本屋でよく見るお金の本は、「投資信託をつみたててあとはほっておく」とか「アメリカ株に投資すれば良い」といったものが多いです。

この本はそういったこうすればよいという方法論を語った本ではなく、そのさらに前段階のマインドについて語られている本です。

 

お金にまつわる世界は複雑だからこそこうすればよいという絶対的な方法論はなく、すべて実力で成功、失敗が決まるものでもないという前提になります。

そのため、こうすれば良いとか一攫千金というたぐいのものは一切ありません。

 

本の冒頭のエピソードで、ガソリンスタンドで働いていた人が多額の資産を残して亡くなった話が出てきます。

この方は長期間に渡ってコツコツと積立投資を行っていたという真相なのですが、基本的にこの本は長期間で複利の力を活かしてお金を増やしていこうという考え方が根底にあります。

 

また、それ以外にも勝つ確率が高い勝負であっても負けた時にリカバリーできない勝負はすべきではないなど、基本的には手堅くお金を増やしていく話が多いです。

また、いくらお金を増やしても上には上がいるので足るを知るとか、多くの資産を得ることではなくそれをどうやって維持するかみたいな話もあります。

そして読んでいく中で感じたのが、自分の資産だけに限った話ではないのではないか?ということに気付かされました。

正しい方向に努力をコツコツと重ねていくことの大切さを学んだような気がします。

 

具体的にこうすれば良いという方法論の話はなく、人生において他にも転用できるような考え方が詰まった本です。

この本を読み終わったときに感じたのが、お金に関する考え方がスッキリしたように思えます。

巷には具体的な方法論が語られた本が多いですが、自分の人生を長期で考えた時にマインドセットとして有用な本だと思い、おすすめします。