ギョグゼギボビビビ

頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

日系大企業とベンチャー企業の従業員の転職に対するハードルの高さはかなり違います

昨年の12月に転職してここまで約11ヶ月経過しました。

以前の会社は新卒で入社する時に定年まで働く前提で雇われるので、退職する人が出ると大ニュースみたいに言われることが多いですが、ベンチャー企業だとそういうわけでもないというのが最近わかってきました。

 

今年に入って私と同じ部の人間がすでに3人辞めて、来月末に更に一人辞めます。

来月末で辞める人は結構お世話になっている人なので、12月以降私個人としても組織としても痛いことになりそうです。

 

最近になって、ベンチャー企業の場合に辞める傾向というのが見えてきました。

大企業のときは文句を言いながら何年、何十年働く人が大半でした。

新卒の社員が自分のOJTに中堅社員が上司に、課長が部長にその他色々文句を言いながらも続ける場合がほとんどです。

辞める場合は逆に文句すら言わなくなって急にいなくなるという場合が多いです。

ただ、これも一握りです。

ベンチャー企業の場合、会社やサービスに文句を言う人がいたらその人は遠くない未来に消えると思って良いです。

今回辞める人は不満は多少出ていても、辞めない人だと思っていました。

少なくとも環境が日系大企業だったら簡単に辞めない将来の幹部候補だと思います。

 

もちろん次の経験を求めて今の職場は卒業という人もいますが、大企業であってもベンチャーであっても今の会社が嫌だから辞めるケースが多く、その我慢の限界点が大企業で働く人よりもかなり低いです。

 

この現象について考えてみると、私の周りで辞めた人全員に共通する特徴で今の会社に中途採用で入っているということです。

一度転職して職場を代えても大丈夫、職場を変える術を知っているため、その動きの軽さが違います。

 

不満があった時にすぐ動くのがいいのか、とどまるべきかその問いの正解がどちらかわかりませんが、自分の人生の可能性を広げるためには一度転職を経験しておくのは大事だと感じました。