ゆたぼんの炎上と今後について考えてみた
少年革命家ことゆたぼんさんが広島の原爆ドームに行き、誤った知識を晒して炎上しています。
この間違えに対して個人的にはそもそも中学1年生が原爆ドームに行って戦争を学ぼうとしている時点でマシだと思っています。
私が高校1年の時に戦時中に掘られた防空壕に入る学校のイベントがありましたが、その中で唾を吐いた同級生がいたので資料館を見て心が痛むとコメントしたゆたぼんのほうがマシです。
それにゆたぼんは叩かれがちなので見ている側が麻痺している部分があると思いますが、普通の13歳だと過去の戦争自体に興味すら持たない人も多いと思います。
ただ、私はゆたぼんに賛同しているわけではなく、学校に行かずに遊んで大人になるという誰もが夢見ながら子供でもリスクが大きいとわかるため誰も挑戦しなかった実験を自ら進んでやっている子供というふうに見ています。
ゆたぼんは現在13歳、中学1年生のようです。
おそらく日本一有名な13歳ではないでしょうか?
人生に上か下かという言い方は適切ではないかも知れませんが、ほとんどの13歳よりも上の存在だと思います。
youtuberや芸能人ともコラボしているゆたぼんは他の13歳にはできないことをやっています。
そんなゆたぼんですが、私の見立てではあと3年後くらいにかなり厳しい試練が訪れると思います。
というのもゆたぼんは決して優秀な子供ではありません。
彼が不登校になったのは勉強についていけなかったからと記憶していますが、頭が良すぎて学校が退屈で頭角を表す子供とゆたぼんは根本的に違います。
そして16歳くらいになると優秀な子供たちがいよいよ世の中に出てきます。
例えば将棋の藤井聡太は15歳あたりから騒がれていましたし、卓球の張本智和も15歳で全日本選手権で優勝しています。
過去には浅田真央や安藤美姫も10代中盤からすでに世界一を争う選手でしたし、芸能界に疎い私が広瀬すずの名前を初めて聞いた時、彼女はまだ15歳でした。
というように怪物級の天才たちが15歳位になるとどんどんいろんな業界で出てきます。
そしてもう一度言いますがゆたぼんは決して優秀ではなく、むしろ他の子供よりも頭が悪い部類ではないかと思います。
もちろん戦う世界は別です。
ただ、15歳なのにすごい、まだ子供なのに信じられないみたいに言われる子が同級生で出てくるのです。
そこに取り柄のない少年が立ち向かうのは無理です。
そもそも少年革命家という名を使えるのは同世代に子供の枠を超えて活躍する人がいないからであり、世の中に対して強い影響力を持つ別の人が出てくれば簡単に廃れてしまうかなと見ています。
まぁ彼が学校に行くかどうか、人生がどうなるか個人的にはどうでも良いことなので学校に行かないとどういう大人になるのかという検証動画を傍観者として眺めています。