占守島の戦いを知り、改めて自分はどうしたいのかを見つめた話
先日You Tubeで見た動画でとても良い説明の動画がありました。
占守島の戦いというのを私は恥ずかしながらこれまで知りませんでした。
1945年8月15日を以て日本は終戦し、戦いは全て終わったものだと思っていました。
よく太平洋戦争は意味があったという主張をされる高齢者の右より政治家の方々は英霊たちがいたから我々がある。ということを言います。
私もそれは否定しませんが、かと言ってそのとおりだとまではっきり確信するまで自分の意見がありませんでした。
また、今のウクライナとロシアの件で最後まで戦うとおっしゃられる高齢の政治家の方々いらっしゃいますが、正直お前らは日本が負けても戦地に直接行くわけではないし、自分が死なないことをわかってそういう威勢の良いことを言ってるだろと憤りを感じています。
現在ウクライナがロシアに侵略され、ウクライナが陥落したらロシアの支配下に置かれ自由が無くなることが容易に想像できます。
また、第二次世界大戦後の東ドイツや北朝鮮のようにソ連の支配下に置かれた場所には自由がありませんでした。
日本が第二次世界大戦に敗戦し、アメリカの影響を強く受けながらも自由権が保証されて生きている、これはとてもありがたいし、かなり運が良かったのだなと感じます。
もしソ連が日本を占領していたらおそらく日本人のお国柄を考えると革命は起きず、北朝鮮のようになっていたと思います。
それを阻止したのが占守島の戦いなんだろうと思いました。
添付した動画内で武装解除し、故郷に戻ろうとしていた少年がソ連の侵略により再度戦場に赴き、抱き合って戦車の中で亡くなっていたという説明もありました。
我々にとってまさに英霊と言って良いと思います。
何度か靖国神社は参拝し、遊就館も参観したことがありますが、改めて訪れたいと感じました。
どんな気持ちで死んでいったのか?まだ10代の少年です。
想像するだけで本当に辛いものです。
そういった方のおかげで今があるということは本当に意識しないといけないと思います。
特に学校教育でこの占守島の戦いを一切触れないのはいかがなものかと思います。
これがなければそもそも今の日本の体をなしていない可能性だってあるわけで今の日本ができるまでの成り立ちを教える科目が歴史、日本史だとすると、なぜここを無視できるのか理解できません。
さて、ここまで英霊の勇敢さを称賛し、今の我々があるのは彼らのおかげだと書いてきました。
これだけだと私もそれを見習う感じが出ていますが、正直私は英雄と思われなくてもいいから生きたい、死にたくないと言うのが今の考えです。
太平洋戦争時に南方で戦地に赴いた水木しげるは「死んでいった兵士たちは皆死にたくないと言って死んでいった」と語っていました。
これはゲゲゲの女房の1シーンなので本人の口と言うより向井理の口から出た言葉ですが、流石にこの部分を本人に確認取らずに流すことはないでしょう。
英霊たちに敬意を払うと共に私の心の中にあるのは死んだら何にもならないということです。
英霊たちのおかげで今の私がある、だから私は生き残ると考えるようにします。
これまではこんなことを考えなくても良かったのですが、今のロシア(というかプーチン)のウクライナ侵略、そして中国の台湾侵略が現実味を帯びつつある今の世界情勢で嫌でも考えるようになってしまいました。
周りでこういった話が一切出てこないのが非常に危険で怖いと私は思っています。
とにかく生き残りたい、そんなことを考えなくても良い日常が戻って欲しいというのが今の願いです。