これまでで印象に残る大したことをしていない遊びの話
これまで学生の頃から旅行だったり色々遊びに行くことがありましたが、その中でも特に幸福感を感じた遊びが2つあります。
その2つとも学生時代の頃でしたが、2回とも何か派手なことをやったわけではありません。
片方は京都に行って確か鴨川でのんびりした後に金閣寺に行っただけ、もう片方は兵庫県三田市のアウトレットに行っただけです。
当時は大阪に住んでいたので東京から旅行で行ったわけではありません。
日帰りで少し遠出した遊び程度です。言い換えれば小旅行かなと思います。
この2つがなぜ楽しかったのか?
それは当日何かをしたというわけではなく、そのあたりで打ち込むものがあったというのがその理由だと思います。
当時、格闘技をやっており別にプロというわけではありませんでしたが、自分なりに努力しているつもりでした。
そして毎日そうやって目標をもって体を追い込んでいたこともあって気持ちは充実していたものの体は疲れていたと思います。
そんな時のこの2つの小旅行でした。
だから鴨川でただのんびりするだけでも退屈だと思わないし、ただアウトレットに行っただけで十分満足するのです。
もちろん一緒にいた人たちが仲が良かったというのもあります。
遊びに行くと何か楽しいことを探そうとしているうちは日々自分がやるべきことにまだ一所懸命ではないということなのでしょう。
これは私の性格で他のすべての人が当てはまるというわけではないと思います。
ただ、私に関しては常に何かを追いかけたいという気持ちがあることは今回この記事を考えるに当たり自覚しました。
今思えば前職で退屈でつまらない日々を繰り返していたときほど長期休暇の旅行を楽しく何か印象に残るものにしようとしていた気がします。
でもそこに自分のほんとうの幸せはないです。
他の人にはこの感覚は理解できないかもしれないし、逆によく分かるという人もいるかも知れません。
ただ、大事なのはどういう時に自分が幸せを感じるのかということで内省が大切なんじゃないかという話です。