自分語りできる人の特徴
先程dj社長が語っている動画を見てふと気づいたことがありました。
最近のユーチューバーやベンチャー企業の社長は自分の人生をまるでとても面白い小説を読むかのように語るなぁということです。
ベンチャー企業の社長だと前田裕二さんなんかも今の会社を立ち上げる前の投資銀行で働いていた時代やもっと前の幼少期の頃からのストーリーが本などで語られています。
前田社長の場合、幼少期からなかなか普通ではない一見するとハードな人生を歩んでいるようですがdj社長は自らもライブで語っていましたが、高校生の時までは普通だったようです。
人によってはこういう自分語りをする人を自分に酔っていると言って気持ち悪いと思う人も多いと思います。
正直私も苦手でした。
ただ、今日なんとなくひらめいたというかハッとしたのが、こういう自分語りをできる人には一つ条件があるということです。
それは自分で考えて行動しなければならないということです。
例えば私の社会人人生を語る時、新卒で日系の大手老舗メーカーに入ったけど、入社式の日に目の前に並んだ取締役を見て、イケてない老人だなと思って失望したというエピソードがあります。しかし、そこから何度も会社をやめたい、この会社はダメだなんて言いながら8年半もそこにいました。
これでは面白いストーリーになんかなりません。
さらに言えば、多くのサラリーマンを敵に回すかもしれませんが、新卒入社後に会社に言われた部署に配属されて3年後に会社に言われた部署に異動して、そのまた2年後に会社に言われて地方に転勤して、その4年後に会社に言われて東京に戻って・・・なんて話を聞いてもまったく面白くないですし、私が新卒の就職活動で社員の自己紹介がつまらないと感じていた理由もここなんだろうと思います。
自分の人生、キャリアをドラマチックに語れる人というのは常に自分の人生で何をやりたいか、自分がどう思って考えて行動したのかそれが背景にあります。
ちなみに会社に言われるがままキャリアを歩む人は大企業にとても多いです。
私の周りだけかもしれませんがベンチャー企業に入社してみて、周りの人が本当にいろんな経歴で面白いです。
逆に東証一部上場企業という日本の会社の中でもトップレベルの会社で8年間も働いたにもかかわらず、自分が今まで如何に自分の意思で自分のキャリアを作ってこなかったのかを実感して恥ずかしくなりました。
今の若い人、特に学生に伝えたいのが、別にユーチューバーにならなくても会社を起業しなくてもいいから自分がどういう人生を歩みたくてどう行動するべきなのかそれは常に考えておいたほうが自分だけのドラマチックにな人生を歩めると思います。