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頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

やらない後悔よりやる後悔のほうが良い理由

色々なところでよく言われる「やらない後悔」より「やる後悔」のほうが良いという件について考えてみたのでまとめます。

 

まず先になぜやる後悔のほうが良いのかについての自分なりの結論ですが、やる後悔は後からその選択を正解に変えられるということだと思います。

 

やって後悔したり、間違いだったと思うことは誰だってあると思いますが、そこからどうやってその状況を改善するかその余地は残っています。

つまり仮に失敗しても未来を考えることができます。

 

逆にやらない後悔の場合、あのとき動いていればと過去にとらわれることになります。

そしてやっぱり動いたほうが良いと気づいたときにはすでに時遅しとなっているケースが多いと思います。

一番わかりやすいのは転職かなと思います。

私の会社でも転職するかどうかでずっとモヤモヤしている同期も多いですが今はまだ間に合ってもあと5年したら今より状況はだいぶ厳しくなります。

おそらく40歳になったときにあの時転職していればと考える人も多くなると思っています。

 

私がやって後悔した経験は大学時代に在籍していたテニスサークルを辞めたことです。

当時在籍していたところはサークルにもかかわらず球拾いと声出しを非常に重要視する不思議な集団で飲み会などサークルの行事に強制参加という決まり事もずっと馬鹿らしいと思いながら参加していました。

もちろんやってられないと辞めていく同級生も多かったのですが、ついに私も1年生のときの12月に辞めることにしました。

人間関係で揉めていたわけではなく、逆にサークルの行事に強制参加という仕組みもあって大学の友達はほとんどサークル絡みでした。

また日頃の予定もサークル関連が多かったので辞めた後一気に暇になって会う人も減り辞めなければよかったかもと後悔しました。

 

ここまでだとただ後悔した話になってしまいますが続きがあります。

暇になった私は元々好きだった格闘技をはじめました。

またアルバイトも開始しました。

アルバイト先では尊敬できる先輩に出会い、その影響も受けてジムに行くかバイトをしているかの多忙な生活をすることにし、そこから一気に大学生活が好転していきました。

そしてそこから社会人になっても格闘技を続けて最終的にプロのリングに立つこともできました。

 

もしサークルを辞めていなければ間違いなく経験できなかったであろうし、バイト時代の尊敬する先輩にも会えなかったと思います。

 

そういう意味ではサークルを辞めたから手に入れたものがたくさんあり、あそこで動いたのは間違いではなかったということになります。

 

ただこれはサークルを辞めただけの話ではなく、その後格闘技とアルバイトを始めたという話でもあります。

行動とすれば辞めることと始めることの2つです。

実は私とほぼ同じタイミングで辞めた同級生も他に多数いましたが、特に別の行動を起こすことなく残りの大学生活を送っている人もいました。

その中のひとりが「あのサークルに人生を狂わされた」と言っていて衝撃を受けました。

やる後悔のほうが良いと言いましたが、動くのは一度だけではないし自分にとっていい場所をしっかり見つけるまでどんどん改善していく必要があると思っています。

 

自分にとっていい場所を見つける、手に入れるまで行動し、その過程での失敗でやる後悔をしつつ改善していければ人生は好転するのではないかと思っています。