日系大企業からベンチャーに転職して1日目に感じたこと
12月になりました。
ほとんどの人は仕事もプライベートも今年のまとめに入る時期だと思います。
しかし私は12月1日に新しい会社に入社したので今年も残り1ヶ月なんて感情は一切ありません。
日系大手企業で約8年半働いた私がベンチャー企業に転職して入社初日に感じたことを書こうと思います。
まず、以前の記事で会社の同期と横並びしてる奴はダサいみたいなことを書きましたが、別の会社に一人で入社すると新入社員の時に同期がいることのありがたさがよーくわかりました。
社内に誰も知っている人がいない、少しでもオフモードになれる相手がいないというのは想像以上に孤独でした。
初日ということもあり仕事というよりはオリエンテーションで一日終わってしまいましたがそれでも前職で一日仕事をした以上に疲れました。
また、知っている人と慣れた職場で働くということがどれだけ大切なのかを改めて感じます。
今思えば新入社員でまだ会社に慣れていない時に愚痴を言い合う同期がいたことは助かってたんだなと思いました。
ただ、年数経って同期とずっとつるんでいるのは流石にダサいと思いますが。。
ここまでだと転職先に対してマイナスな印象ですが前職に比べて良かったと感じる点もありました。
それは転職者に対するサポートや扱いが日系大手に比べて明らかに良いということです。
入社後何ヶ月かかけて新しく入った人と面談を何度か行い、入社満足度をあげようと人事も頑張っていました。
前職でそういった取り組みはなかったと思います。
日系大手企業は新卒一括採用してそこから定年まで40年働く前提で人を雇います。
つまりもともと転職者が入る場所が少ないし、社内に転職者がほとんどいません。
その影響なのか一部の部付きの企画チームと人事の間で事務的な処理だけ行い、職場に放り出されていたイメージです。
また、同期もいないし、そもそも新卒入社の生え抜きばかりなので転職者を暖かく歓迎するムードもあまりありませんでした。
そういう意味では私も前職でもう少し転職してきた人に嘘でもいいから興味があるフリをしたり、何か質問したり話しかけてあげればよかったなと思います。
ここまで人の話でしたが、それ以外にツールについての感想もあります。
日本の古い会社といえばマイクロソフトですべて完結させようとするイメージがあります。
outlookでメールを出し、ワードで文書を書いて、エクセルで表を作り、パワポで発表資料を作成します。
昨今のコロナの影響でオンライン会議も増えましたが大体Teamsです。
しかし、今回入社した会社は違いました。
上記のマイクロソフトのツールはすべてgoogleに置き換わっていました。
また、社内のチャットツールはSlackです。
ついに自分もSlackを使う日が来るとは感慨深いです。
2,3年前はSlackって何?ってレベルでしたからね。
ただ、使い方がマジでわからないです。なんかごちゃごちゃしてません??
あと社内のやり取りでメールを一切使っていませんでした。
また、社内システムなどでわからないことがあればここを見ればすべてOKみたいなツールもありこれは大半が属人化していた前職より遥かに良いことです。
あとこれは社風というか前職と違うと感じた点として、社員が自分の会社の社長の動向をしっかり追っていると感じました。
テレビに出演したらそれをしっかり見ているし、Twitterはフォローしています。
そもそも前職は社長といえども実名でTwitterなどSNSをやっていなかったので社内のイントラで3ヶ月に1度くらいのペースで更新されるブログしか社長の日頃の声を聞くことはなかったし、更新されても見ていない社員の方が多かったです。
これに関してはベンチャーのほうが良いのか大手のほうが良いのか人によって分かれる部分だと思いますが。
あと社内イントラというのはもしかして大手企業だけが持っているものなのかもしれません。
とにかく私は「孤独に勝てなければ勝負に勝てないと」いう言葉を噛み締め早く今の職場に慣れることを頑張ろうと思います。