日系大手企業からベンチャーに転職して2日目に感じたこと
転職して2日目が終わりました。
2日目にして意識低い系の雑談ができる方と仲良くなれて少し気が楽になりました。
その一方、ベンチャーのサービスはガチだなと感じることもありました。
大手にいた時は競合は当然いましたが、競合よりも良い製品を作ってもっと良くしようみたいな雰囲気は正直ありませんでした。
もともと私のいた会社は新規ユーザー獲得よりも既存のユーザー対応がほとんどで、そもそもそれって他所の会社では営業の仕事なのか?CSじゃないの?という仕事が多かったです。
提案時には営業は打ち合わせに同席するものの製品説明はSEが行い、営業はというとSE含む社内関係者がやらかしたときの謝罪とお客様と自社の間の橋渡しみたいな調整役が多かったです。
そのためこのプロダクトをなんとか大きくしよう的なところはなかったし、そもそもプロダクトというより担当しているユーザーありきなので社内にどんな製品があるかすらよくわかっていませんでした。
あと社内システムが害悪だとか自分の社内の事情に振り回されて市場とか競合とかプロダクトの今後とか考えている余裕がなかったように思えます。
昨日入社した会社は営業もデザインも開発も全て同じ事業部でそのプロダクトを大きく良くしようという職種を超えた共通の目標があるのが最大の違いです。
何を売るかが決まっているのでその点では仕事がしやすいのではと思います。
ただ、そのプロダクト、業界に関する知識や熱意などは大手企業での仕事レベルの時とは自分を変えないと危険だと感じました。
大手企業は良くも悪くも他人事で済んでしまうところがあると思います。
営業が事業部はなんか新しい製品作ったけどこれじゃ売れないよと言って他人事にしても給料は減らないし、最悪別の製品を売れば良いということにもなります。
特に熱意がなくても用意された仕事をやってお金を安定的かつ多くもらえるのは大手企業の特権だと思います。そりゃ親は子どもに大手に行かせたくなるわけだ。。
あと、別の点で大手とベンチャーの違いとしてどちらもプロフィールを全社向けに公開していますが大手の場合は名前と所属部署、アドレス、電話番号のみです。
ベンチャーの場合は出身地、経歴、趣味、最近のトピックスなどに加え自分の顔写真も載せる必要があります。
ここでも大手はどこか他人事なんだろうと思います。逆にプライベートと仕事の間の線はきっちり引くことも可能ということでもあります。
ベンチャーの場合はそこらへんの一体感みたいなものは大事にするってことなんですかね?きっちり線を引きたいというかプライベートまで知られたくないと思う人は大手のが良いと思います。
他にも事業部長クラスの偉い人が私のような平社員向けに転職者向け面談をやってくれたり大手企業ではあり得なかったことが起きていて今の所その違いを楽しめているところがあります。
まぁまだ商談とかやっていないのでこれから地獄を見るかもしれませんが。。