ギョグゼギボビビビ

頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

自分の人生を生きることの大切さを改めて知った一つの動画

これからは組織ではなく個人の時代と言われて久しいですが、それを感じることがありました。

 

最近You Tubeで見たある動画です。


www.youtube.com

 

この動画を見て最初に驚いたのがマリエの変貌ぶりです。

彼女がテレビにたくさん出ていた時代のキャラクターは金持ちでお嬢様、かといって上品で好感度が高いわけではなく、どちらかというと鼻につくヒールキャラでした。

 

この動画を見てもらえればわかりますが、マリエはテレビの中心から距離を置いたあとに自分のやりたいことを中心に人生を送っています。

また、テレビに出ていたときは精神的にしんどいことが多く、薬を飲んで身を削って仕事をしていたようです。

 

落合陽一と対峙する彼女は、服装もメイクもテレビに出ていた時とは印象が違うし、この動画を見た人は以前よりも彼女に対する好感度が高くなるのではないかと思います。

それを見て気になったことがありました。

 

彼女がテレビに出ていたときのキャラはテレビ局から求められたキャラでした。

そのキャラは決して皆から好かれるキャラではありません。

本人は薬を飲を飲まなければならないほどしんどい、見ている視聴者は気分が悪い・・

このキャラは誰が得していたのでしょうか??

 

言うまでもなくマリエのヒールキャラで得をしていたのはテレビ局です。

マリエのマイナスな印象を視聴率に繋げていたのでしょう。

テレビが全盛の時代は演者は番組を構成する駒でしか無く、番組があって個人がある時代でした。

しかし、You Tubeを始めとするメディアを自分で持つことができるようになって、20代の頃に本当の自分と違う自分を演じ、つらい思いをしていた人たちがノビノビと生きている印象があります。

 

上に貼り付けた動画の中で彼女の今やっている取り組みについても触れられていますが、今のマリエに対して興味を持つ人は多いと思います。

また、テレビの時に感じていた印象よりも知的で社会に対して自分なりの問題意識を持った人なんだと感じると思います。

確かにテレビでヒールを演じているときと比べると難しいことをやっているので、老若男女にウケるわけではないです。

ただ、これについてはテレビ自体がかつての力を失っているので、かつての昭和のスターのような人は今後誕生しないのではないかと思います。

 

私も含めた20代後半〜30代の方はこの時代の変換点を社会人として過ごしている人も多いと思うので困惑する人も多いでしょうが、自分がやりたいこと、なりたい姿をもっと考えてもいいのかなと思いました。

そして子どもの教育について人生をどう送るかということをもっとしっかり教える時間が必要ではないかと改めて思いました。