帰省して普段見ないテレビを見て感じたこと
コロナもあって2年間帰省していませんでしたが久しぶりに帰省しました。
そしてこれまた久しぶりに祖母の家に行ったのですが、高齢者というのはやはりテレビが一番のメディアで揃ってテレビをなんとなく見ていました。
そんな中でどこの会社かしっかりと覚えていませんが、相続に関するCMが多いなと感じました。
普段であればそれを見てもなんとも思わないのですが、そのときは状況が違います。
相続は残った人がどうするかを考える問題で先に亡くなる人にとっては誰に渡すかを考えることはあっても渡す瞬間はもうこの世にはいません。
つまり祖母からすると自分が死んだ後のことについてのCMなのです。
そんなCMを私の祖母はどんな気持ちで見たのかすごい気になりました。
年齢は年齢とはいえそのCMを見たら嫌でも死ぬことが頭によぎるでしょうしあまり良い気分ではないなとは思います。
普段触れている情報だと政府は高齢者向けの政策ばかりで若者から搾取しているといった意見が多いし、私もそっちよりの考え方をしていると思います。
今回の帰省でこういった事があったと言ってもすぐに意見を覆すことはないです。
しかし、高齢者が社会の厄介者みたいな考えは少し改めようかと思いました。
私はやりませんが、この状況が続くと若者とは言えませんが、ロスジェネ世代などの恵まれない層が高齢者に刃を向ける可能性はあるのではないかと真剣に思います。
簡単に答えが出る問題ではありませんが、高齢者に一律で年金が出るなどはやはり良くない制度だと考えます。
所有している資産額に応じて国から支給する年金を変えるとか医療費の負担割合をあげるとかそれなりなことはしても良いと思います。
実際に国の中で高齢者のもつ貯蓄額はかなりの額になると言われています。
金のない若者から金をとるより金のある高齢者から金を取る方が効率が良いのは明白でしょう。
そして若者は自分の金をあるいは給料でもいいですがどうやって増やすかは勉強して学ぶ必要はあると思います。