転職して実感した日系大企業のほうがベンチャーより良いところ
転職して約2週間が過ぎて前の会社との比較をしてみようと思いました。
普通にやったら前の会社が悪いという感じになりそうなので前の会社(日系大手企業)のほうがベンチャーより良いと思ってことを挙げていきます。
ではいきます。箇条書きで挙げていきます。
あ、ちなみに先に言っておくと私の在籍していた会社の特徴であって日本の大企業が全て一緒というわけではありません。私がいたのは大手メーカーです。
あと良いところで挙げていますが私が良いと思っていたというより一般的に良いと思われそうな特徴を書いているつもりです。
・休みが多い
・残業が1分単位でつく
・残業多かったら上司が会社から怒られて結果残業が減らせる
・そもそも残業していると上司が心配してくれる
・昼飯の時間、定時でチャイムが鳴るからメリハリが付けやすい。
・定時が決まっているから残業している人がわかり会社が心配してくれる
・ボーナスがある
・同じ職種、年齢の同期がいる
・近い将来では倒産しない
・会社名でマウント取れる
・大体同じような経歴の人が多い、フリーターとか大学中退してぶらぶらしていたような人がいない
・会社の名前でローン審査がゆるい
・会社が本当にやばくなったら最後はお上がなんとかしてくれそうな気がする
・その時担当しているプロダクトが死んでも別のプロダクトや部署に行けば関係ないというかプロダクトが死んだら間違いなくそういう人事になる
・社内での存在感や役割を無理に上げる必要がない、上がるスピードが遅い
・売上をうるさく言われない
・客と仲良くなっていれば大体大丈夫
・営業は売っている商材のことや市場を知らなくても大丈夫
・新卒から会社にいるとメールの送り方、名刺の渡し方、挨拶の仕方みたいな基礎中の基礎をしっかり教えてくれる
・新卒から会社にいるとある程度の年齢になっても会社の庇護のもとに生きることができる、甘えさせてくれる
大体こんなところですね。
結構挙がったんですけどよく考えてみると表裏一体な部分も多くて結局転職は個人個人仕事に人生に何を求めるかが大事だなと感じます。
大手企業のほうが良かったポイントとして確実なのが、
・休みが多い
・残業が1分単位でついて厳しく規制されている
この2つくらいです。
表裏一体なところとしては営業は売っている商材のことをよく知らなくても大丈夫というのがありますが、これは製品説明を事業部門に任せているからで楽はできますが力は付きません。
他にも売上にうるさく言われないのもそうです。
あと挙げていて感じたのが日系大手企業は新卒から入っていないとあまり良いポジションに付けないなということです。
会社の庇護のもとに生きられるのも見ている限り新卒から入っている人が多いです。
というか大手企業が転職者を取る場合、大体その部署で何らかしらよからぬことがあって人が足りない状況になっています。
上司がパワハラ気質で人が病んで仕事ができなくなったから人を雇うとか、安定しているはずの大手企業から出ていく人がいて足りないから人を取るとかです。
人は現状維持が好きな生き物ですから残業も死ぬほどさせられない、給料もいい、時によってはマウントを取れる大手企業社員の特権をリスクを負って手放す人は少ないはずです。
にもかかわらず新しく人がほしいというのはその部署がブラック化している可能性が多いと思ったほうが良いでしょう。
ちなみに私が入ったベンチャーは売上が伸びており人員補強が理由でした。
前の会社にいた時に転職で入ってきた人は大体こんなはずではなかったというニュアンスの文句を言っているケースが多かったです。
また、前職から別の会社に転職していった人でも失敗したという人も結構見ましたが、会社の名前に釣られて選んだ感があり、そういった大手はやはりどこの会社も新卒に甘い汁を吸わせているケースが多いのだろうと思います。
大手企業に入った若手社員が転職しないほうが良いとは全く思わないし、むしろ若い貴重な戦力こそ伸びている業界に行き、これからの日本を築き支えたほうが良いと思っています。
しかし、その前になぜ転職するのか何を人生に求めるのかという点はしっかり考えて決めたら大胆に行動すれば良いと思います。