ギョグゼギボビビビ

頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

木下富美子元都議から学ぶ客観視すること一般的なモラルの重要性

都民としてはようやくと言っていいのでしょうか?

都議会議員の木下富美子氏が都議を辞任しました。

 

おそらくほとんどの人がこの人について無免許運転&当て逃げBBAという認識しかないと思うし、この事件発覚後に顔と名前を初めて知ったと思います。

 

そんな彼女は辞任の会見で「仕事をさせてもらえなかった」と都議会の対応に憤りを隠しませんでした。

 

この人は客観的に自分を見ることができないんだろうなと思ったのでまとめてみようと思います。

 

まずこの人の経歴を簡単にWikipediaで調べてみました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E5%AF%8C%E7%BE%8E%E5%AD%90

1990年に博報堂に入社し、小池百合子都知事環境大臣だったときに「クールビズ」にも参画していたようです。

出身大学も名門ですし、おそらくですがこの方は元々優秀な方なのではないかと思います。

だから仕事をさせてもらえなかったというのはただの恨み節ではなく、仕事をすれば取り返せるそれだけ成果を出すことには自信があったのかもしれません。

 

しかし、この人は仕事をする舞台にすら上がれていないことに最後まで気づいていませんでした。

無免許運転を繰り返している時点でコンプライアンス的に怖くて仕事を任せられないです。

彼女が社会人になってから今に至るまで少々のモラル、ルールは軽視しても結果を出せば認められる世界で生きてきたのでしょうか?

元々の人間性だとすればもうどうしようもないと思いますが、社会人になってから変わってしまったのであればもう55歳ですが今からでも改善すれば良いのではないかと思います。雇ってくれるところがあるかは知りませんが。。

 

今回の騒動でもう一つ話題になったのは彼女の服装及び装飾品です。

何日か前に登庁した際に胸元が空いたワンピースに指にはいくつのもの指輪をしていることが話題になりそれも炎上の火種となっていました。

今回の辞任会見の場では胸元は空いていない服装で指輪も外していたようです。

個人的には服装とか指輪は特にムカつきはしませんでしたがそれは叩かれるようなぁと思っていました。

辞任会見の場で服装を変え、指輪を外したということは叩かれて初めてTPOをわきまえていないことに気づいたということです。

そこら辺も自分を客観視できていないんだろうなぁというのが個人的な感想です。

 

この方がもう都議として政治家として戻ることはないと思いますが、学ぶことがあるとすれば自分の状況を客観視することと一般的なモラルの重要性です。

特に一般的なモラルは彼女だけでなく会社でも同じようなことが起こりうると思っています。

というのも先日タクシーチケット絡みの横領事件について書きましたが、タクシーチケットを私的に利用している社員は何人も見ています。

普通の感覚ではこれはアウトだと思いますがそれを是とする組織に染まると自分も罪の意識なくルールを犯してしまうことがあると思います。

かつての暴力を肯定されていた頃の体育会系の部活動はこんな感じだと思うし、さらに悪い方向に行くと事件を起こす宗教団体のようになってしまうとおもいます。

だからやっぱり自分の頭で考えるというのは基本としてとても重要なんだなと改めて感じました。

 

また、彼女は仕事自体はできる人なのでは?と書きましたが、運転あるいは道路交通法を守ることは苦手だったわけです。

せっかく仕事ができても発揮する場所がなければ何にもなりません。

別にどうしても原チャリを運転しないといけないわけではないでしょうし、自分の苦手な部分で今後の活動のリスクになる部分は他の人あるいはテクノロジーにやってもらう姿勢も大切なんだと思いました。