ギョグゼギボビビビ

頭の中で考えて行き先がないものを置いていくブログです

Twitterを見ながらオリンピックを見るのは止めよう

2日前にやっと東京オリンピック2020の開会式が開催されました。

私にとっても久しぶりに何時間もテレビをつけっぱなしにするイベントでした。

開催前は色々ゴタゴタがあり、さらにコロナ禍の中ということもあって開催自体に嫌悪感を示す人も多かったと思いますが、それでもTwitterのトレンドに上がるなどなんだかんだ国民の多くが注目するイベントになりました。

開会式を見て昨日ふと思いましたがこういった大多数の色んな人が見てTwitterのトレンドに上がるようなイベントの時は逆にイベント開催中はTwitterを見ないほうが良いです。

 

開会式の時はTwitterにいる知識人からエンタメ系、あるいは一般人など色んな人が自分の見解や感想を述べていました。

その中にはドローンすごいという人、あのレベルは既に中国では当たり前という人、セレモニーが葬式みたいだとい人、選手入場の時のゲーム音楽は良かったという人、ヨーロッパではドラクエは人気がないという人など本当にいろんな見解、意見があって面白かったです。

ただそれぞれの意見に対して間違っているとか偏っているとかではなく、特に知識人の意見、見解を見てしまうと自分の考えが消えてしまうと思っています。

私自身Twitterを見ながら開会式を見てしまったことで結局自分が本当にどう思ったかあまりまとまらなかったということが正直あります。

はっきり考えられたのは長嶋茂雄を超える人間は日本国内には二度と現れないということとあのシーンでONの横に立てる野球界の人間は松井秀喜しかいない、松井こそONの後継者だったんだということだけでした。

これに関しては私が20年以上野球を見ているからで今更知識人にONは海外では無名と言われてもオリンピック開催国である日本国内においてプロ野球の存在感とONの果たした役割を理解しているという自負があるからです。

だから前提知識のない分野においては自分で考える前に知識人のコメントが知らないうちに自分の考えになってしまっていると思います。

特に知識人の否定的なコメントには要注意でそれは間違っているというわけではなく、元々否定的な意見というのは発信した人間が知的に見えるというのが実験などでも証明されているようで特に知識人がそれを言ったとなればなおさらです。

 

ただ、オリンピックの開会式のようないろんな人の意見や感想を聞ける機会は他にはそうないので開会式が終わって自分が感じたこと考えたことをすべてまとめてからTwitterで他の人がどう感じたかを見るのは逆に良いことだと思います。

また単純に自分と世間の一致や違いがわかって面白いと思います。

ここで大事なのは自分の頭で考える、自分が何を感じたか自覚することです。

仮に知識人と見解が異なっていても構わないし、海外の価値観では面白いと思われないものが面白いと感じても問題ないと思います。

自分の考えを先にまとめてそれからTwitterでいろんな見解を知り、考えを改める、あるいは自分を貫くなどそこから自分をアップデートしていけば良いと思います。

 

なのでなかなか今の日本の中でオリンピックの開会式のような全国民が注目するイベントというのはそうなくなってしまいましたがそのような機会にはぜひ自分の考えを先にまとめてから世間と比較してみることをおすすめします。