ゴルフが好きな大人が多い理由を考えてみた
社会人になって学生までと大きく違う世界だと感じたことの一つにゴルフが好きな人の多さがあります。
学生でゴルフをやる人が少ない理由として一度のプレイでかかる費用が多いというものがあると思います。
私自身は特にゴルフが好きなわけではないのですが、ゴルフ好きな人がなぜ好きなのかは何となく考えられたのでそれをまとめようと思います。
ゴルフというスポーツを分類すると球技で相手と直接戦わないというスポーツになります。
この直接戦わないというのは野球やサッカーと比較するとわかりやすいですが、野球やサッカーは目の前の相手に勝てばいいので最高の自分でなくても結果良しとなることがあります。
もちろんゴルフも周りのプレイヤーとの戦いですが、それはプロや競技者であって趣味でやっている人はそれを考える必要はありません。
つまり自分ができることをやってその結果数字で自己ベストを更新できるかというスポーツになります。
こういった自分との勝負というスポーツは他にはランニング系や水泳、スケートなどがあります。
しかし、これらのスポーツとゴルフの違いは一緒に回る人がいるということです。
これも競技だとライバルですが、趣味の世界では仲間になります。
仲間がいて自分と戦うスポーツというのは他にはあまりありません。
ゴルフを嫌がる若手の社会人は多いと思いますが、会社のコンペではなく友達と行ってみてはいかがでしょうか?
もっと頑張るべきと言われて何をすればよいかわからない人が考えるべきこと
先日、ある政治家のインタビュー記事を読んだときに「日本の若者はもっと頑張らないといけない」という旨の記述を見て考えるところがありました。
確かに今の世の中の風潮として企業の長時間労働は厳しく取り締まられ、頑張らなくても幸せを感じる生き方が必死に頑張って大金を手に入れるよりも是とする流れになってきている気がします。
ただ、若者の中には何かを頑張りたいと思っている人だっているはずです。
そんな若者が実際に頑張ろうと思っても一つ壁があると考えています。
それは、「何を頑張ればいいかわからない」ということです。
例えばパート、アルバイトで生計を立てている人が仮に政治家のもっと頑張らないといけないという言葉を目にして「さぁ頑張ろう!」といってもパートやアルバイトを続ける限り、その意志が続くと思えないし、政治家の言う通り頑張ったのに給料は上がらず、派遣切りにあったとなれば昨今世間を騒がせる無敵の人になってしまう可能性があります。
この何を頑張ればいいかわからない人に対して、私自身も何かを手に入れたわけではないですが、頑張るベクトルとして個人的に一つ良いのではないかと思えるものがあります。
それはどうやって自分の金を増やすかということについて頑張るということです。
金を増やす事が目的となれば、アルバイト、パートだけでは労働時間を増やす以外に増えないです。
例えば、アルバイト以外にもYou Tubeで何か投稿するとか、何とか正社員でどこかに雇われるとか不労所得として積立投資を始めるなど方法は様々です。
中小企業で働く人ならどうやって大企業に入るかとか、これから伸びるけど人が足りていない業界、企業を調べてそこに入り、5年後に大金を手に入れるために努力するということもできます。
私自身生まれて物心がついたときにはすでに日本は不景気でした。
好景気だった時代を知らないですが、日本が没落したのは何をすればもっと金を稼げるかという視点が国全体で足りていなかったのではないかと思います。
製造業で働いた経験があり、今は銀行と近い距離で働いていますが、どちらも好景気の遺産のような業界です。
私が勤めていた製造業に関しては純粋なものづくりでは稼げず、質が低い割に価格が高いIT商材なんかを売っています。
銀行業も知り合いに聞いたところもはやそれって銀行なの?というような仕事をしていました。
逆にITに関して規制を強めることをやりすぎてアメリカや中国の会社に太刀打ちできないレベルで差をつけられています。
政治のミスはさておき、どうすれば金をもっと増やせるかを考えるメリットは他にもあります。
芸能人やアスリートで一つ気づいたのが、子供がいるアスリートはやけに子供の数が多いなということでした。
また、私の前職(平均年収700万円)の同僚もだいたい結婚したら子供を作っています。
ただ、複数はいなくてだいたい一人です。
年収だけが子供の数と相関があるとは思えませんが、おそらく世帯年収1,000万を超えると二人目も作るのかななんて思います。
日本の大きな課題として少子高齢化もあり、今の若者が金を増やして子供を作ればそれは将来的な国の反映にも繋がります。
もちろん、金を増やす方向に努力したけどうまくいかなくて結局貧乏な暮らしをするという人もいると思います。
そういう人に対してはしっかり社会的な保障を行うべきで、その源泉は各個人が収める税金ですからやはり個人個人が金をもっと増やす方向に努力する事が自分のそして誰かの幸せにつながると思います。
仕事の成果と人生の幸せは別に考える
私の前職の部長が4月で異動して営業ではない部隊に移ったと、前職の同僚から連絡がありました。
前職の部長が課長の頃からお世話になっているのですが、良く言えば優しい、悪く言えば甘い人でした。
人間的には好きな方だったので何とか報われてほしい気持ちがありますが、その人の良さ故に上から言われた理不尽なことを下の社員に強いる事ができず、結果として売り上げが作れなかったというイメージです。
最近よく部下の良さを引き出す優しい指導が良いとか、部下が萎縮するのは良くないという風潮が多いです。
しかし、社会人になって10年経過し、その殆どが古い日系大企業で働いていますが、部下を怒鳴りつける人のほうが出世しています。
そして怒鳴りつけられた部下が上司に怒られないために仕事をきっちりやって売り上げを作るという事が多いのが実態のような気がします。
人が良くて売り上げが作れない上司と厳しく指導し、部下を萎縮させてでも売り上げを作る人だと後者のほうが社内での評価はもちろん一般的に支持されがちだと思います。
言い換えると仕事に厳しい人が支持されるということです。
私もかつてはそういった人の方を支持する傾向があったと思いますが、最近そこの考えがはっきりしなくなってきました。
そもそも仕事にそこまで打ち込むことがそこまで幸せなのかという価値観も芽生えてきているのです。
これはやる気が無いというのとは少し異なります。
冒頭に出てきた部長は私が転職する際に私の決断を尊重してくれただけでなく、個人的に食事に連れて行ってくれて快く送り出してもらいました。
その感謝の気持ちもあるので、その人には何とかその人のやり方で成功してほしい気持ちがあります。
しかし、これまでの傾向を見ていると社員のポテンシャルを引出すのは自由より束縛である気がします。
特に老舗の大企業は働きたくない人が多いので無理もないかもしれませんが。
こんな仕事にそこまで打ち込むことが果たして幸せなのかを問うのが昨年ベストセラーになった『嫌われた監督』だと思います。
私自身は落合信者ですがそんな私ですら落合の下で働く選手は果たして幸せだったのかなんてことを考えてしまうほど落合の野球に対する厳しさを感じる内容でした。
そしてこの本のテーマの一つにもなる部分ですが、この問いに関しては正解も不正解もないということになります。
落合の前には正義も悪もないという文が途中に出てくるはずです。
逆に言えばだからこそ自分の価値観をしっかり持って周りに流されず自分の道を歩く事が大切なのではないかと思います。
そしてこの問いに対する落合の答えが本人の著書『采配』に記されています。
それがタイトルにもある通り仕事の成果と人生の幸せは別で考えるというものです。
自分がどう生きたいかというのを改めて考えさせられる同僚のタレコミでした。
メタバースについて勉強を開始してみた
最近話題になっていて触れていなかったメタバースについて勉強してみようと思い、1冊本を買いました。
メタバースの可能性について触れられている本で、そのタイトルの通り、メタバースとは新たな世界だということを説明してくれています。
そして新たな世界と言う前に世界とは何なのかについても記載されています。
そもそもメタバースが今後伸びるのかという点についてはfacebookが社名を変えてまで出資しており、アメリカ、中国の企業がこぞって出資していることからも可能性大と行っていいでしょう。
今現在はAPEXやFortniteといったゲーム分野のほうが注目されていますが、将来的に都市開発や災害時のシュミレーションでも使えるということで大きなビジネスになる予感は私もしています。
ただ、自分がどうやって使いこなすかなど全くわかっていないのとそもそもメタバースとはという点もまだ怪しいので他の本も読んでみて時代を先どろうと思います。
千里の道も一歩からを感じたNHK党
最近You TubeでNHK党の党首、立花代表の話を聞いて驚いたことがあります。
内容というよりも彼が国防など他の国政政党が議題に上げるところについて喋っていたからです。
というのも元々NHK党というのはNHKのスクランブル放送を実現するのが目的で何年か前に国会議員に立花代表が当選したときにはワンイシューだと話していました。
それがここ2年で他の政党と同じように経済や国防を語るようになったのかという意味で驚きました。
家のポストに各政党の候補者の紹介を載せた新聞みたいなものが投函されておりそれを読むと更にNHK党に驚きます。
輩とも言われていたNHKの集金人制度は終了するようで、どうすればNHKの受信料を支払わないかの方法が記載されていました。
そして裁判になったときには費用をすべて肩代わりするというのです。
ちなみに私は野球を見るのでNHKの受信料を支払うことにさほど不満を持っているわけではないです。
すごいと思ったのは国政でそこまでの議席がなくてもできることをやってNHKが変えられつつあるということです。
選挙の際にいろんな政党が防衛はこうすべきだ、経済は、税金、社会保障、少子化対策・・・など色々話していますが殆どの政党は擁立している候補者が全員当選しても大した数ではなく自分の理想を語って終わりです。
NHK党は数が少なくてもできるところから行動し、実際に成果を上げています。
今後NHK党という名前から普通の政党のような名前に変更するのではないかと思います。
これはNHKをぶっ壊す以外でもできることだと思います。
たとえば消費税0を謳う政党がありますが、いきなり国政でやるのは怖いと思う人も多いでしょう。
だからその政党はいつまで立っても野党の立場で叫ぶことしかできません。
それならばまずは地方で首長の候補者を立てれば良いと思います。
地方での成功実績を引っさげて国政政党まで大きくなったのが維新の会です。
まぁ維新もまだそこまで数の多くない野党ではありますが、いきなり自分の理想を叫ぶ野党よりはよほど現実的で支持できますね。
引っ越しで発生する大量の書類は本当に困りますよね
最近引っ越しをして一つ困ったことがありました。
引っ越しが終わり、新しい家に住んで落ち着いたので家賃の引き落とし口座の設定を行おうとしたときのことです。
家賃引き落としのために契約関係の書類に記載の番号を入力しなければならないのですが、その書類が見当たりませんでした。
結局30分ほど探してようやく見つかり設定は無事完了したのですが、紙の契約書でしかも付属書類も多く、場所を取る上に必要になるタイミングはごくわずかです。
今は電子契約も流行ってきているし、5月には不動産関係の書類も電子化解禁になったので早く全面的に対応してもらいたいものです。
個人で契約する契約書って締結後ほとんど見返すことはなく、ごくたまーーに必要になることが多いので結構紛失することが多いと思います。
私の場合はだいたいどこかに保管されていますが、それを探し出すのも時間がかかります。
仕事では電子契約を使っていて使い勝手も良いので、消費者としても早く使う瞬間、世の中になって欲しいです。
電子契約で締結すればファイルだから逆になくさないし良いと思うので早く浸透してもらいたいです。。
マイ・インターンと現実世界の対比で感じたこと
私の前職で入社したときに配属された部署の本部長だった人は執行役員まで登りましたが、今年の3月でその役職を退任することになり、顧問という事実上の引退となったという話を前職の同僚から聞きました。
事例が出てからすっかり意気消沈してしまったようで、顧客と仲が良くなることを何よりも大切にしていたような人が、取引先との懇親会にも行かなくなってしまうほどだったようです。
それほど執行役員の座が恋しいのか更に上に行こうと思っていたのかはわかりませんが、彼の人生をかけた出世の道はここで終焉を迎えました。
そんな話を聞いた2ヶ月後に見た映画が『マイ・インターン』という映画です。
この映画は70歳となって妻に先立たれていた老人が引退後の退屈な生活から抜け出すためにアパレル系の新興企業にインターンとして入社する話です。
アン・ハサウェイ演じるイケイケの若い女社長付きのインターンとなり、最初は厄介者扱いされるものの周りの人から信頼を得て最終的に社長からも強い信頼を得るようになります。
その過程で仕事ができるというだけでなく、人生のアドバイスなど年の功を感じさせるどちらかと言うと日本人が好きな物語だと思います。
この映画を見たときに前職の元執行役員の話を思い出しました。
おそらく顧問となった今は殆ど仕事をしていない半引退状態だと思います。
私の前職は昨年度からフリーデスクになりましたが、ふと会社に行ったら元執行役員が座っていたらびっくりするけど、とてもおもしろい光景ではないかと思いました。
また、若い営業マンからしたらその執行役員と話すことは絶対有益だし、味方につけておけば部署内の稟議とか進めやすくなるんじゃないのかなぁなんて思いました。
結果としてその元執行役員はロバート・デニーロにはなれなかったのですが、人生において大事なことは今の自分の役職ではなく、自分の役割をまっとうすることではないかと感じました。